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2016年 10月 14日 テスト前に部屋の掃除をしたくなるアレ。
昨日は、Dr.Ishikamiとかいう怪しげな人がいましたが、
本日は正真正銘、校舎長に次ぐ国立校の心理学者とも言われる
このDr.Aこと麻生実来がみなさんのアノお悩みについて解決しちゃうよ☆
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<テスト数週間前>
よっしゃぁぁぁああ!!
今回のテストこそは高得点を叩き出してやるぜ★
・・・うわぁ、でもなんか無性に部屋の掃除がしたい!!
そうだ、部屋をきれいにして気持ちい環境で勉強した方がいいに決まってる!
(かくして、部屋の掃除に励む)
<テスト当日>
はぁ・・・、全然できなかったーーーー泣
やっぱ、あんなに部屋の掃除しちゃったからだ
くそぅ。。。
次こそはっ・・・!
(あれ、これ毎回やっている…)
こんなことを当時の麻生は繰り返していた。
でもでもでも!
みんなの中には
めっちゃ気持ち分かるぅぅうう!
って人いるんじゃない?笑
そろそろ、この無限ループから抜け出したいよね
実はこの現象、心理学用語で
「セルフ・ハンディキャッピング」
というのです。
※セルフ・ハンディキャッピングとは?
自分の失敗を外的条件に求め、成功を内的条件に求めるための機会を増すような、行動や行為の選択のことを指す概念。
自分自身にハンディキャップを付けること、という意味である。
で?
つまり、人は自分を守るため、逃れるために
言い訳を作るのです。
うまくいかなかったら
「あんなに部屋の掃除しちゃったからだわぁ…」
うまくいったら
「あんなに掃除したのに点数とれてすごくね?」
つまりどっちにしても自分に都合が良くなるように
あらかじめしておくのです。
しかーーーーーーーし!!
このセルフ・ハンディキャッピングをする人の方が
しない人よりも成功率が低いことが証明されているのです。
つまり、自分に言い訳や逃げ道を作ることで
全ての力を出し切らずに終わってしまうのです。
みなさん、自分に「言い訳」してませんか?
私の日本代表の監督がよく言っていました
「お前ら死ぬ気でやれ!
大丈夫だ、死ぬ気でやっても死なないから。」
後悔、しないように。
以上
東京学芸大学 教育学部2年
麻生 実来