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2016年 5月 6日 大学で学んでいること
こんにちは、担任助手の瀧川です。
ゼミを2つ掛け持ちしているので、最近は課題に追われてヤバいです(汗)
計画的にやらなくちゃですね…
3年生なので徐々に専門的な勉強が始まっています。
そこで今回は僕が大学で学んでいることを紹介したいと思います。
今日紹介するのは「計量経済学」という学問です。
一言で言うと、計量経済学は「経済データの分析に特化した統計学」です。
経済データというのは、例えば家計の支出、給料、学歴などの社会に関わるようなデータのことです。
こうしたデータは、理系が扱うようなデータとは違って実験をするのが難しいという特徴があります。
理系なら実験をすれば、ある事柄が別の事柄に与える影響を調べるのはすごく難しいということはないですよね。
例えば、光合成に日光が必要なのかを調べるには、日光に当てる植物と当てない植物を比べますよね。
実験のとき、日光以外の条件はほとんどそろえることが出来ます。
しかし、社会に関することは実験を行うことは難しく、そのために様々な問題が生じます。
例えばゲームをする時間が、成績に与える影響を調べるとします。
これは実験することは難しいですよね。
そのため実験は行わず、ゲームをする時間と成績を調べて、その関係を推定することになります。
しかし、ゲームをする時間だけが違って、その他の条件がそろっている人間なんていませんよね。
そのため、推定された関係が本当に正しいと言い切ることが出来ません。
光合成のケースなら日光に当たらなければ確実に光合成しませんが、ゲームを取り上げたら成績が絶対伸びるとは言い切れませんよね。
そもそも勉強へのやる気という要因が成績に影響を与えているのかもしれません。
「計量経済学」はこのような問題にどうやって対処すればいいかを考え、分析を行う学問です。
興味が持った人は瀧川に話しかけてください!
以上
担任助手 瀧川英輝